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  • 執筆者の写真maetano

韓国・釜山の「アートによる地域活性化」報告会

更新日:2018年7月6日


2017年12月に韓国・釜山を訪れて、衝撃を受けた「アートによる地域活性化」について、糸島でお話させて頂きました。


We had presentation about the "Regional revitalization by art" of Busan, Korea.

We visited there in December, 2017.

会場をお貸しいただいた古材の森さんありがとうございました!

たくさんの方にご参加頂きました。感謝いたします!


釜山のトタトガ


釜山では「トタトガ」という大規模なアートプロジェクトを行っている団体にお世話になりました。





かつての釜山の中心市街地・中央洞は時代の流れで取り残されてしまったのですが、そこにアーティストが300人も住み込むことで、地域が活性化し、新しくカフェが出来たり、ビジネスを始める人が出てきたり、ポジティブな効果が出ています。


当初は反発があった地元住民の方々も、プロジェクトの結果が出るにつれて、応援する側に変化して行ったとのことです。


釜山の甘川文化村

他にも色々なところに行きました。

甘川文化村は町中がアートだらけになったものすごい街です。


詳しくは以上のリンクに載せていますので、参考にして頂きたいですが、地域住民が地元に誇りを持てるようにアートが役に立っていて、それがとても興味深かったです。




釜山のアートプロジェクトは、目的に「歴史や文化の再認識」や「地域の再活性化」を掲げているので、ただ絵があって賑やかでいいね!で終わらないのが素晴らしいと思いました。


前原の未来


最後に、集まった人みんなで、前原の歴史と現状を踏まえながら、「前原の未来」について話し合ってみました。







昔の前原商店街はものすごい賑わいでした。


江戸時代の宿場町に由来する街なので、実は様々な資産に溢れています。

最近では、前原に面白いお店が増えています。


いろいろな意見が出ました!


様々な意見が出ましたので、以下にまとめます。


①「前原の資産って何?」

・歴史やまだ残されている遺産がある ・個人商店が多い ・角屋、みかさなどの老舗食堂がある ・食材が安い ・物価が安い ・自然との距離が近い繁華街 ・交通アクセスが良い ・おしゃれなカフェや飲食店がある ・友人同士を紹介しあう文化がある ・前原の「ユニークで親切な人」こそが資産 ・町を良くしよう!と活動する人がいるのが資産


②「今の前原が惜しい点って何?」

・空き店舗がある ・空き店舗があっても貸してくれない ・家賃が高い ・イベント情報など、「ここを見れば前原が丸わかり」的なホームページがない ・古いものをもっと大切にした方がいい ・一方通行が多いなど、交通アクセスに課題がある


③「前原をさらに楽しむには?」

・ふらっと前原を訪れた人にも分かる、歴史案内板を各所に立てる ・物語として歴史を語れる人を増やす ・月に1度くらい、前原の歴史散歩ツアーを企画する ・糸島の文化の中心として、「前原に来れば糸島の情報が全て手に入る」ようにする ・九大学研都市などの新しい街とは違う、「のんびり感」を大切にする ・無料駐車場を作る ・コミュニケーションを促すための「椅子(ベンチ)」を通りに向かって設置 ・UBERなどのライドシェアを糸島に導入して、前原に人が来やすくする ・携帯アプリを作って、前原の情報を流す


みなさん、前原に対する想いが溢れていて、開催して本当に良かったなと思います。


今後に繋げて行きたいと思います!

ありがとうございました!

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